レンタルや購入などの方法がありますが、お母さんが持っている振袖、「ママ振」を着るのも良いですよ!
お母さんが成人式のときに着た着物をアレンジして着れば、親子二代で良い思い出になります。
ただ、シミが残っていたり、トレンド感がないなどの心配もあるでしょう。
この記事では、お母さんの振袖「ママ振」を素敵に着こなす方法についてご紹介します。
お母さんに聞いてみて!『振袖持ってる?』
ママ振を着る際のメリット
∟レンタルや購入にかかる費用が削減できる
∟レトロなかわいさを楽しめる
∟ご家族みんなの思い出になる
ママ振を着る際の注意点
∟サイズが合うかどうか確認する
∟シミや汚れ、カビがないか確認する
∟メンテナンスは必須
∟トレンド感は出にくい
トレンド感は小物やヘアスタイルで演出!
振袖を2着着る・前撮りと当日で着物を替えるのもあり!
お母さんに聞いてみて!『振袖持ってる?』
ママ振とは文字通りお母さんの振袖のこと。
これから成人式を迎える方々は、お母さん世代が振袖を購入しているというご家庭も少なくありません。
ぜひ、一度お母さんに「振袖持ってる?」と聞いてみましょう。
お母さんが成人の時に着た振袖を娘さんが着ることは、世代を超えた特別な体験になります。
また、ママ振を着ることはメリットがいくつもあります。
ママ振を着る際のメリットについてご説明します。
ママ振を着る際のメリット
ママ振を着る際のメリットには、以下のような点があります。
ママ振を着るメリット
- レンタルや購入にかかる費用が削減できる
- レトロなかわいさを楽しめる
- ご家族みんなの思い出になる
様々なメリットのあるママ振はとてもおすすめ!
それぞれのメリットを具体的に説明します。
レンタルや購入にかかる費用が削減できる
ママ振の大きなメリットは、費用が削減できるということ。
振袖のレンタルは、帯やバッグ、草履などの小物を含め、どんなに安くても50,000円はします。
高い場合だと数十万円する場合も多く、購入すると300,000万円は下らないです。
ママ振を着れば、そういった費用がかなり削減できます。
金額にネックがある方は、費用が抑えられるのは嬉しいですね。
レトロなかわいさを楽しめる
若い世代の間で、レトロブームが訪れていると言われている現在。
お母さん世代に作られた振袖は、レトロで可愛いと大人気なのです。
ママ振は、新作の振袖にはないクラシック感、アンティーク感を味わうことができます。
少し古く感じるかな?と思っても、コーディネート次第でかわいくオシャレに見せることができます。
ママ振りだからこそのレトロかわいさは、他の人と差をつけることができますよ。
ご家族みんなの思い出になる
お母さんが成人式に着た振袖を、娘さんが着て、その振袖を将来のお子さんが着ることもあるかもしれません。
正絹の着物は、手入れ次第で三世代受け継いでいくことができます。
成人式だけでなく、結婚式やお正月のようなおめでたい場でも着る機会もあるでしょう。
世代を超えて受け継いでいくことができれば、ご家族みなさんの思い出にもなります。
そうして繋いでいけるのが、ママ振の良さなのです。
ママ振を着る際の注意点
良いところがたくさんあるママ振ですが、注意点もあります。
注意ポイント
- サイズが合うかどうか確認する
- シミや汚れ、カビがないか確認する
- メンテナンスは必須
- トレンド感は出にくい
ママ振を着る時の注意点を、順番にご説明します。
サイズが合うかどうか確認する
ママ振りはお母さんのサイズで仕立てられているので、いざ着てみるとサイズが合わない可能性もあります。
お母さんと身長が同じくらいでも、腕の長さや胴回りには個人差があります。
実際に着る前に、必ず前もってサイズの確認をしておきましょう。
もしサイズが合わなくても、呉服店などでサイズを直すことができます。
ただ、日数や費用が思ったよりもかかる場合もあるので、早めに確認しておきましょう。
振袖だけでなく、草履のサイズも確かめておくことをおすすめします。
シミや汚れ、カビがないか確認する
着物をずっとタンスなどで保管していると、久しぶりに出した時にすぐに着られない状態になっていることも多いです。
湿気のせいでカビが生えたり、汗汚れの残りが変色したり、経年劣化のシミができていたりします。
そういった場合、着る前にクリーニング、しみ抜きに出さなければいけません。
必ず事前に振袖の状態をチェックし、汚れやカビがないか確認しておきましょう。
メンテナンスは必須
ママ振を成人式や成人前撮りで着た後は必ずメンテナンスに出しましょう。
きちんとクリーニングに出し、汗抜きや汚れ落としをしてもらって、適切にたたんで保管することが大切です。
そうすることによってママ振の劣化を防ぎ、長く着続けることができます。
メンテナンスを怠ってしまうと、修復できないくらい着物が傷むこともあるので、気をつけてください。
トレンド感は出にくい
ママ振は数十年前に作られた振袖なので、現在のトレンド感を出しにくいという点もあります。
ただ、その分レトロな可愛さがあったり、総絞りや友禅などしっかりした技術で作られたものもあるでしょう。
新作振袖が個性的でオシャレだと思うかもしれませんが、ママ振にしかない魅力もあるはず!
定番デザインだったとしても、何年経っても着られる王道の美しさがあるということです。
これらの注意点を押さえておけば、長く美しくママ振を着ることができます。
トレンド感は小物やヘアスタイルで演出!
もしトレンド感が出したければ、小物やヘアスタイルで演出しましょう。
帯のみレンタルしたり、草履や小物、帯締めなど、振袖はさまざまな小物があります。
振袖の費用が浮いた分を、お気に入りの小物に当てるのも手です!
また、トレンドを意識したヘアスタイルにすることで、一気にオシャレになります。
ぜひ美容師さんに相談しながらヘアスタイルを決めていきましょう。
振袖を2着着る・前撮りと当日で着物を替えるのもあり!
前撮りと、成人式当日で振袖を替え、2着着るという手もあります。
どちらかをママ振にし、どちらかを新作振袖にすれば、2度楽しむことができます。
ママ振を着ることでお母さんも喜ぶでしょうし、新作振袖のトレンド感を味わうこともできます。
どのような形でも自由に決めて大丈夫なので、ぜひご自身に合った振袖の着方を楽しんでください!