「成人式で振袖を着る時、アクセサリーは付けて良いの？」
「せっかく可愛い振袖を着るなら、お気に入りのアクセサリーを合わせたい！」
「アクセサリーを着けるとしたら、どんなタイプがおすすめ？」
成人式は一生に一度なので、一番可愛いコーディネートで振袖を着たいですよね。
結論を言うと、振袖にアクセサリーを着けても大丈夫です！
しかし、振袖にアクセサリーを着ける際は、気をつけるべきポイントがあります。
そこでこの記事では、
- 振袖にアクセサリーを合わせる基本マナー
- 振袖におすすめなアクセサリー
- 気をつけた方が良いアクセサリー
を解説します。
ぜひ本記事を参考にして、おしゃれな振袖コーディネートを楽しんでください！
振袖にアクセサリーを合わせる基本マナー
振袖におすすめなアクセサリー
∟指輪
∟ピアス・イヤリング
∟ネイル
気をつけた方が良いアクセサリー
∟ネックレス
∟ブレスレット・腕時計
振袖にアクセサリーを合わせる基本マナー
「振袖にアクセサリーを着けるのはマナー違反」と思っている人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
昔、着物が普段着だった頃には指輪やピアスなどのアクセサリーが一般的ではありませんでした。
そのため、今でも「着物にアクセサリーは着けない方が良い」という考え方が残っているのです。
ですが時代が変わり、だんだんと着物に指輪やピアス、イヤリングなどのアクセサリーを合わせるスタイルが増えてきました。
特に成人式のような華やかな場では自由度が高く、振袖の柄自体も昔にはなかった華やかな色柄のものがたくさんあります。
帯締めや帯留めなどの小物も、飾りがついて可愛いものが増えています。
成人式は、同級生と集まって成人したことをお祝いするイベントなので、振袖にアクセサリーを着けて、おしゃれを楽しみましょう！
振袖にアクセサリーを着けない方がいい場合
振袖は、日本の未婚女性の第一礼装です。
格式のある式典や、結婚式などの場では、華美なアクセサリーは避けましょう。
また、年配の方には「振袖にアクセサリーはNG」だと思っている方もいることを知っておきましょう。
振袖を着る際は、TPOに合わせてアクセサリーを選ぶと良いですよ。
振袖におすすめなアクセサリー
振袖におすすめなアクセサリーは、
- 指輪
- ピアス・イヤリング
- ネイル
などの、振袖に影響が出ず着脱できるものです。
全体的におすすめなのはパールのついたアクセサリーです。
パールは和装に合い、フォーマルな場にもふさわしい宝石なので、着けるだけで上品さがアップしますよ。
指輪
振袖に指輪は着けても大丈夫です。
以前は着物に合わせるなら結婚指輪や婚約指輪のみというのが常識でしたが、今ではファッションリングを振袖に合わせてもOK。
ですがあまりに装飾が多く引っかかるタイプの指輪は、振袖の生地をいためてしまう可能性もあるので、シンプルめのデザインがおすすめです。
ストーンが付いているタイプの指輪は、引っかからない埋め込みのデザインだと安心ですよ。
ピアス・イヤリング
ピアスやイヤリングも、振袖と合わせて大丈夫なアクセサリーです。
耳元にアクセサリーを着けることで、お顔まわりがより華やかになりますよ。
ピアス・イヤリングのデザインは、当日のヘアスタイルと振袖の柄に合うものを選ぶと良いでしょう。
和テイストのピアス・イヤリングもあるので、振袖と合わせて可愛く演出しましょう！
ネイル
振袖にネイルを合わせて手元をおしゃれにしている新成人の方も多いです。
振袖に合わせた和柄にするのも可愛いですし、シンプルなワンカラーも上品ですね！
普段ネイルをする人も、和柄ネイルをする機会はあまりないでしょうから、この機会に和柄ネイルにしてみるのもとっても素敵です！
デコレーションが多く引っかかりやすいタイプのネイルは、振袖を傷つけないよう気をつけておきましょう。
気をつけた方が良いアクセサリー
振袖に合わせる時気をつけた方が良いアクセサリーは、
- ネックレス
- ブレスレット・腕時計
などの、着物に直接触れるタイプのアクセサリーです。
振袖もアクセサリーもどちらもデリケートなものなので、着ける際には充分気をつけましょう。
ネックレス
ネックレスは、振袖にはあまりおすすめできないアクセサリーです。
なぜなら、振袖に合わせても衿で隠れて後ろ側のチェーンくらいしか見えないからです。
だからといって衿から出してネックレスを着けても、振袖の華やかさで目立たない上に、刺繍や生地に引っかかってしまう危険性があります。
引っかかってしまうと、振袖の刺繍や生地が傷んでしまったり、華奢なネックレスだと切れたりすることも。
出来れば、振袖にネックレスを合わせるのは避けたほうがいいでしょう。
どうしてもネックレスを着けたい方へ
大切な思い入れがあるネックレスなどで、どうしても振袖にネックレスを合わせたいという人もいるかもしれません。
そんな時は、振袖を邪魔しないよう内側にそっと収める着け方をしましょう。
ブレスレット・腕時計
ブレスレットや腕時計も、振袖の袖口に直接擦れるので、あまりおすすめはできません。
袖口に引っかかって生地が傷ついたり、華奢なブレスレットなら切れてしまうこともあります。
逆に、振袖や着物を着た時は、手首に何も着けていない方が美しく見えますよ。
絶対にダメというわけではありませんが、ブレスレットや腕時計を着ける際は気をつけて着用しましょう。
